こんにちは、雪野です。
ついに私の大好きな漫画『うちの師匠はしっぽがない』が12巻で完結してしまいました!
『うちの師匠はしっぽがない』、通称しっぽなは大正時代の大阪を舞台にした作品で、豆狸の少女・まめだが落語家を志すというレトロファンタジー!
私はアニメ化の際に話題になったことで先に原作を……と読んだ人間なのですが、大正時代、大阪、化け狸、古典、ファンタジー、若干の百合と私の好みドストライクの作品でドハマリ!!
▼アニメもしっかり全話楽しみました!
作品の魅力はなんと言っても落語!
各話のあらすじは落語のストーリーを元にしていたり、登場するキャラのモデルが落語由来になっていたりするため、原作を知らない人にはわかりやすく、知っている人には笑える展開になっています。そんな私もしっぽなの影響で落語に興味が出て大学の学芸員課程の授業で「大阪くらしの今昔館」さんを訪れたことも。
そんな作品が終わってしまうというのは悲しいですが、同時に綺麗な終わり方を見せてくれてありがたくもあります。これまで笑える作品として紹介しましたが実はけっこう泣かせる作品でもあるしっぽな。ネタバレなので詳しくは書かないですが、色んなところで感動させてくれます。そして最終巻、12巻の展開はかなりグッときました。全ての登場人物に愛がある作品だなと改めて感じます。
さて改めて。しっぽな、完結してしまいました。一巻の帯で「化ける」なんて書かれてますが私にとっては一巻の時点で化かされていましたよ……。ほんと夢のような面白さで、長い間、楽しませてもらいました。
作者のTNSKさん、ありがとうございました! おおきに!
ですが、ですが叶うならば、ぜひアニメ2期を……。いつまでも待ち続けます! 地獄を、死神を、月宮殿を、あの最終回を……!
それでは~。