雪野のにっき

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夏の思い出といえばズッコケ三人組【読書感想文にオススメ3選】

こんにちは、雪野です。

世間は夏休み。この暑い中ですが、子どもたちはけっこう外で楽しんでいる様子です。さて、夏と言えば夏休み。夏休みといえば宿題でしょう。今はいろいろ変化していますが、私の子どもの頃の夏休みと言えば読書感想文が印象深いものでした。というのも、小学校なんかでは普段の学校で原稿用紙なんてものは使わないので、原稿用紙に向き合うというのは子ども心とはいえ緊張感を感じていたのでしょう。

当時、私は読書感想文というともっぱら『ズッコケ三人組』シリーズを使っていました。那須正幹さんの作品で、ポプラ社から出版されている有名な児童文学シリーズです。誰でもタイトルを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

短気かつおっちょこちょいのハチベエ、物知りですが理屈ぽいハカセ、優しい太っちょのモーちゃんの小学生三人組が様々な事件に巻き込まれ、協力して解決していく物語。全50巻ですが、その内容は多岐にわたり歴史、オカルト、ミステリーなど大体の人に好みの一冊ができるはず!

というわけで、今回は全50巻を読んだことのある私が選ぶ『ズッコケ三人組』シリーズの個人的オススメを3冊紹介します。

①「それいけズッコケ三人組

記念すべきシリーズの1作目! 歴史はここから始まりました。この作品のポイントとしては短編集になっているところ。他の作品が長編(とまではいかなくても一冊まるごとそのストーリー)なのに対し、これは5話の短編で構成されています。雰囲気をつかみたい人、いきなり難しい話はちょっと……という人やまだ物語が読めるかわからないという読書が初めてのお子さんにオススメです!

②うわさのズッコケ株式会社

三人組が商売を始めようと株式会社を作る話。ファンタジー系ではなく小学生が日常の中で繰り広げる物語です。この作品の魅力はなんと言っても商売の仕組みをわかりやすく物語にしているところ! 株とは何か、商売や会社の仕組みや苦労とは何か、そんなことを子どもでもわかりやすく描いており、大人でもためになる内容になっています。

また、物語の舞台は夏なので夏休みにもピッタリでしょう。

ズッコケ三人組学校の怪談

三人組が通う小学校で7不思議を調査、考えていくうちに、それらが実際に起こるようになって……というホラーな一作。②の株式会社とは逆に実際にはありえない物語です。ただ、しっかりと怖いホラー小説になっており、事件が起きるまでや実際に起きてからの不穏な空気はかなり不気味ですし、ネタバレになるので控えますがラストの章はホントに怖いです。私もかつて小学校の頃にこれを読んでしばらく学校の階段やトイレにびびりまくってました。刺激的な作品や怖い話が好きな人にオススメです。

 

というわけでズッコケ三人組のオススメ、いかがでしたか?

読んだことがある人はもう一度、自分のお気に入りの作品を。読んだことがない人は、今回紹介した作品や、ポプラ社の公式ホームページからぜひ気になる作品を読んでみてください。

www.poplar.co.jp

それでは~。