こんにちは、雪野です。
日本では上座下座という文化があります。役職や年齢といった立場で座る場所が決められ、関係が一目でわかるものです。基本的に床の間の方や1番奥の席だったりするのが上座=1番偉い人という感じですが、いつもこのルールに思うことが一つ。
上座に座る方が大変そうだということ。
たとえば若い人だとそんなことをあんまり感じないと思うのですが、会社役員レベルの年齢や内容が法事、葬式なんかだと上座に座るのはかなりお年寄りの方だったりするんですよね。するとわざわざ一番奥まで行かなきゃならない上にトイレやなんかで立つときもいちいち距離を移動しなきゃならないんですよ。おまけに狭い場所なんかだと移動するとき座っている人や置いている物にも気をつけなきゃだしで絶対出入り口の近くの席の方が楽だと思うんですよねぇ。
そういえば円卓は上座下座を無くすためとか言いながら、やっぱり出入り口の位置で上下が決まるらしいですね。いっそ席をグルグル回すか……?
……まぁ下座の意見なので上座に座っている人がどう思っているかはわからないですけど。実際に座る立場の人はめんどうじゃないのかな……。好きな席早い者勝ちな中高生ルールが一番平和な気がします。
それでは~。