こんにちは、雪野です。
読書記録、本日は私の大好きな作家から。
宮沢賢治の『風の又三郎』です。
宮沢賢治といえば、『風の又三郎』をはじめ、自然と人間の独特な関係を描いた作品が多いですよね。今回、選んだ『風の又三郎』は田舎の少年たちと一人の転校生の交流を描いた物語です。
その転校生の正体は風の精だったかもしれないし、あるいはただの転校生だったのかもしれない。幻想的な存在を信じやすく、自分たちとは違う存在を受け入れられない、幼い子どもたち。子ども特有の精神をありありと描くことのできる宮沢賢治だからこそ、今も子どもたちから人気なのかなと思います。
それでは~。