雪野のにっき

雪野スオミです。日々の何か面白いものをお届けできればと思ってます。

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小学校時代の悪魔の遊び③陣取り

こんにちは、雪野です。

私が小学生の頃、悪魔のような遊びが3つありました。

ABC、Sケン、陣取りです。

これらは人気が高いものの、休み時間に行われるとほぼ確実に泣いたり怪我をしたりする人が現れる悪魔の遊びでした。

それらがどのような遊びか、ここに書き留めようと思います。

もちろん、地域によってルールは差がありますが、ここでは私の経験したものを紹介します。

①はこちら↓

northern-suomi.hatenablog.com

②はこちら↓

northern-suomi.hatenablog.com

本日は③陣取りを紹介します。

グラウンドで、ある程度離れたところに○を2つ描き、それらを人一人分くらいの狭い一本の道を描いて繋ぎます。その道を、それぞれのグループから一列に並んで相手陣地へ向かいます。もちろん、途中で相手グループと対します。

地獄はここから始まります。

相手グループの人をその道から追い出す、押し合いが始まるのです。引っ張り、つかみかかり、弾き飛ばし、たとえ相手が小柄であろうと荒事が苦手であろうとバトルからは逃れられないのです。そして道の外へ追いやられた人は脱落、勝った人は次の相手と同じことをします。要するになんでもあり勝ち抜き相撲バトルということです。そうしてどんどんと進んでいき、相手陣地へと到着すれば勝ちというわけです。しかしどこかで負けてしまうと、その人にこれまで負けた人は復活。勝ち続けない限り延々と続き、苦手な人は延々と参加させられるのです。

これまで紹介した2つの遊びは逃げたり防御に徹することができましたが、この陣取りは絶対1VS1で戦わなければならないという点があり、まさに悪魔の遊びとしか言えないほどの恐ろしさでした。

 

はい。以上、悪魔の遊びシリーズでした。

今現在はこんな野蛮な遊びは行われていないと思いますが、私の頃(というか地域)は男女問わず強制参加の遊び時間があり、クラスの係の人が決めたこのようなヤバい遊びが普通に行われていました。良いのか悪いのか私の周りでは高学年でも男女で遊びが分かれることはなく、誰もがこういったものに参加させられていた記憶があります。

砂にまみれ、傷を負い、そのときだけまるで相手を親の仇のように思って戦う。そんな恐ろしい文化があったのです。

地獄かな?

それでは~。