こんにちは、雪野です。
今回の京都観光の舞台は七条大橋を渡った先、あの巨大な2つのお寺です!
まずは東本願寺!!
お東さんとも呼ばれている浄土真宗のお寺で、世界最大級の木造建築である御影堂は圧巻です!
もちろん上がることもできるのですが、かなりの広さなので、端から端までの距離もすごいことに!
掃除とか大変そう……
その御影堂への門もこの大きさ!
こちらも山門としては世界最大級です!
続いて西本願寺!!
東本願寺から少し歩いたところにある浄土真宗のお寺です。こちらはお西さんとも呼ばれています。
こちらの御影堂も東本願寺と同じく、世界最大級の木造建築です!
今は枝ですが、逆さ銀杏が有名です。根っこのように広がっているからですね。
昔、火事があったときに水を吹き出したという伝説も!
ちなみに西本願寺にはショップがあるのですが、浄土真宗や親鸞の絵本やDVDがたくさんあり、教えの説き方にも色々あるんだなと感じました。
さて、今年は浄土真宗の開祖、親鸞の生誕850年の年だそうで、東も西もかなり盛り上がっています。
西本願寺にはこんな看板も!
そもそもなんで東と西に分かれているのでしょうか。
それは戦国時代にまで遡ります。
昔、2つの本願寺は大坂の石山本願寺という1つのお寺でした。ですが織田信長と対立した際、信長との和睦を選ぶ派閥と、徹底抗戦を主張する派閥の2つに分かれました。
この時、信長と和睦した派閥が浄土真宗の宗主となり、豊臣秀吉から京都の土地を寄進されます。
これが西本願寺です。
一方で、徹底抗戦を主張した派閥は後に、徳川家康に土地を寄進されました。
これが東本願寺です。
家康は信長の時代に本願寺の脅威を知っていたので、2つに分かれさせることで力のバランスを取らせながら抑えていたのでしょうか。
ともかくこうして、浄土真宗でありながら、2つに分かれることになった本願寺。
昔はけっこう対立していましたが、今では良きライバルとして頑張っているみたいです。
そういう関係があるっていうのは良いですよね!!
京都観光編まとめ↓
それでは~。