こんにちは、雪野です。
『当世書生気質』を読んでみました。
これは坪内逍遙の代表作であり明治時代初期に書かれた一作です。そのため文章は現代の文章とかなりかけ離れたものとなっているため、読みやすいとはいかないですね。ですが物語の内容はとても面白いです。明治初期の書生、いわゆる学生のような者たちの日常を描いているため、現代の学生にとっては当時の同じような立場の人々が何をしていたのか、何を考えていたのかを知ることができます。読むハードルはそれなりに高いですが、面白いので一度読んでみては。
それでは~。