こんにちは、雪野です。
現在放送されているスーパー戦隊シリーズ47作目『王様戦隊キングオージャー』。そこに登場するタランチュラメカのゴッドタランチュラがタランチュラっぽくないというコメントを以前どこかで見ました。確かにタランチュラといえば毛がふさふさで太い足というイメージ、細身のゴッドタランチュラには一見、似つかわしくない名前に思えます。
でも実はその指摘、案外的を射た発言だったりするのです。
というのもタランチュラというのはもともとイタリアの伝説に登場する生き物で、タラントという都市に生息しているとされる毒蜘蛛のことなんです。噛まれると病気になるとされ、それの不安からくるパニックや苦しみもだえる姿、ひたすら踊ることで毒抜きができるといううわさなどからタランテラという踊りができたとか。
それで、ヨーロッパの人は大きくて怖い蜘蛛のことをみんなタランチュラと呼んだといいます。
というわけでゴッドタランチュラも種類としてのタランチュラというより、伝説としてのタランチュラのイメージも反映されているのではないでしょうか。
……そんなことより最新話で登場したゴッドタランチュラブラックバージョンことタランチュラアビス、かっこよくて欲しくなってきました。
それでは~。