こんにちは、雪野です。
今回は某アニメ映画の影響で気になった『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』という映画を見たので感想を。
こちらはフィンランドのアキ・カウリスマキ監督の作品で、売れないバンド(架空)のレニングラード・カウボーイズがシベリアを出て、アメリカ、メキシコへと旅をする映画です。1989年公開なのでちょっと古いですがその分、昔の街の風景が楽しめます。
さて、肝心の内容は売れないバンドの物語ということで重く真面目な雰囲気……ではなくバリバリのコメディ映画! 例えるなら作風はコロコロコミックです!
彼らレニングラード・カウボーイズもド派手な髪型とサングラスでいかつい雰囲気ですが中身は小学生ダンスィ! 刑務所でのシーンは吹き出します!二度と来るな(笑)
ラストの彼も「いや、大丈夫やったんかーい!」というツッコミをいれたくなります(笑)。
とはいえ、音楽映画としてもしっかり楽しめます。アメリカ各地の特色を受け様々な種類の音楽を演奏したり、フィンランド民謡の「Säkkijärven polkka」などのみごとな演奏が聴けたり……
スタッフロールに使われたアレンジverもカッコいいです!
とにかく頭を空っぽにして楽しめる作品です。時間も一時間ちょっとですしね。ちなみに色んな配信サービスで日本語字幕版があるので視聴のハードルも低いです。
ん?
続編がある……?
それでは~。