こんにちは、雪野です。
今回の感想は『ふらんす物語』!
永井荷風がフランスを訪れた際の記録を細かく書き残したエッセイのような作品です。
作者である永井荷風自身、フランスへの憧れが強く、フランスへの思いが溢れた内容で読んでいてなかなか面白かったですね。永井荷風はアメリカに居た経験もあるので、アメリカ人の目線も作品に取り入れられており、アメリカの作家であるマーク・トウェインの『地中海遊覧記』を連想します。
また、永井荷風は『あめりか物語』という作品も執筆しているので、今作との比較も面白いですね。
それでは~。