雪野のにっき

雪野スオミです。日々の何か面白いものをお届けできればと思ってます。

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劇場版 はいからさんが通る前編・後編

こんにちは、雪野です。

今回見た映画はアニメ映画!

劇場版 はいからさんが通る 前編 〜紅緒、花の17歳〜&後編 〜花の東京大ロマン〜』

です!


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この作品は少女漫画で有名な大和和紀さんの作品を映画化した物で、昔アニメ化されましたがオリンピックの放送枠の影響で打ち切りにあったという過去があるとか。その後、ドラマ化や実写映画などがあり2017年に大和和紀画業50周年を記念して公開されたのが今作。原作を最後まで描いています。

と言いますが、実は私、原作未読、アニメ版未見の人間。予告程度の情報しか入れずに視聴しました。

さてこの映画、前編と後編に分かれていて通してみるとかなりの長編です。大正7年の東京を舞台に、花村紅緒というお転婆女学生が許嫁の伊集院忍少尉と出会い、愛し、結ばれるまでを描いた物語。感想を率直に言うと……

めちゃくちゃ感動しました!

大正時代を舞台にしている恋愛ものですが、そもそも自由恋愛があの時代は難しいんですよね。なので許嫁ということで最初は反発するんですが……という感じ。

前編では色々な苦難があったけどお互い惹かれ合うように……というところで戦争がそれを引き裂きます。

そして後編では戦時の事故で少尉が記憶喪失になり、そこから始まるすれ違いと切ない恋愛劇。様々な人物が自分の想いを見せて、隠して……と。

紅緒と少尉が別れるシーンなんかもう……! こういうタイプの辛い別れのシーン、めちゃくちゃ精神的にくるんですけどそれが好きなんですよね。ドMか

ネタバレですが最終的には皆ハッピーエンドなんですけどそこに至るまでが良い意味で長かったな……としみじみ。

昔の頃と、子どもの頃と変わったか、いや変わってない。そんなことについて語るシーンもありましたけど、大人になるってやっぱり本音を隠してしまうことなのかなと思います。自分の好きな人、本当の気持ち、本当の生き方……それらを隠してしまうから変わったように見える。でも本音は変わらない。だから自分の本当、ありのままをさらけ出せば良い。そんなことをこの作品は伝えたいのかなと思います。

それでは~。