こんにちは、雪野です。
今回は読書記録『田園の憂鬱』です。
久しぶりですね……
これ、タイトルと内容があまりにもピッタリな一作でした。佐藤春夫の作品で、なんといってもその魅力は自然描写の美しさと男の悲しく心細そうな精神描写です。男が妻と二匹の犬と猫を連れて田園風景の一軒家に引っ越してきて、その生活の中で描かれる美しい自然、一方で男に降り注ぐ長雨、ご近所トラブル、鬱々とした生活。まさに『田園の憂鬱』ですね。文章はちょっと読みにくいですがストーリーも激しく進みませんし、ゆっくりと読み進めるのに向いた作品だと感じました。
それでは~。
