こんにちは、雪野です。
すっごく久しぶりの更新ですね!
今回は大阪市立自然史博物館で行われている
特別展「毒」を見に行ってきました!
大阪市立自然史博物館はOsaka Metroの長居駅からすぐの場所にある大阪の自然環境とその歴史について知ることのできる博物館です。
そして今は毒をテーマにした特別展示が行われているのでさっそく……というほどでもないですが行ってきました!
こちらがメインビジュアルですね。毒々しさが良い感じです。
特別展の中はかなりボリュームがありました!しっかり見るには時間に余裕を持って行きましょう。また特別展にはトイレもないので注意です。
また、都合がついたので平日に行きましたが、かなりの混み具合!土日祝はどんだけ!?という感じです。
さて、肝心の展示は人が多く、あまり撮影できていないのでご想像ください。
まずクイズ王として有名な伊沢拓司さんら「QuizKnock(クイズノック)」が出題する展示に関するワークシートがもらえます。展示を見ていけばわかるので小さな子どもでも楽しめる内容です。
また、音声ガイドを担当するのは声優の中村悠一さん。良い声なのでぜひ!
そしてあの「鷹の爪団」があちこちで展示を解説しています。本家の「鷹の爪」に関する展示ではクスッと笑える裏話が見られるので是非見に行ってみてください!
これからは展示を順に紹介!
まずはチョコレートや酒、ブドウなど身近なものが実は毒にもなるということで、毒が決して遠い存在じゃないことを教えてくれます。
これ意外と忘れがちですからね。
そして毒を持つ植物、動物を順に展示、紹介しています。
植物はトリカブトや最近話題になったリコリスことヒガンバナといった有名なものからインゲン豆やジャガイモ、ビワのような人間が口にするものまで様々なものが。
虫はハチ、ガといった昆虫からムカデやクモ、サソリのようなものまで幅広く展示しています。
爬虫類はトカゲやヘビ、両生類はヒキガエルやヤドクガエルが展示。
魚類もフグ、エイ、ゴンズイなどがありました。
わたしが特に驚いたのはズグロモリモズという鳥!
まさか鳥にも毒を持っているのがいるとは思わなかったです!中国に鴆(ちん)という毒を持つ鳥の伝説があり、それの正体と言われているそうです。
哺乳類はカモノハシやスローロリスが鋭い爪を見せています。
無脊椎動物のアンボイナやオニヒトデ、ガンガゼやカツオノエボシは海で気をつけなければならないものばかりですね!
キノコは食用のものと比較展示されていました。どれが食用でどれが毒とか、見ただけではまずわからないですね……
鮮やかなベニテングダケやオオワライタケなどは有名ですが、他にもドクアジロガサやドクササコ、クサウラベニタケ……
落乱かな?
キララタケという魔法使いの女の子みたいなかわいい名前のキノコもありました。成長すると真っ黒になるというリアルなやつでしたが……
他にもカドミウムや水銀といった生物でないもの、コアラのように毒をものともしないものや毒を持つものに擬態するもの、と様々なものが展示されていました。
さらに毒と人間の歴史ということで、プリニウスやクレオパトラ、パラケルススのエピソードが紹介されていたり、狩猟用具や蚊取り線香といった道具、農薬や血清といった発展が解説されていました。
このように毒と人間が密接で、様々に歴史を重ねてきた、そんなことがわかる面白い展示でしたよ!
ちなみに見所としてはやはり巨大模型!
巨大なスズメバチの他にもハブ、イラガの幼虫がありました。
ちなみに来場特典として『薬屋のひとりごと』のシールがもらえます。
面白い作品なのでこちらもぜひ!
クリアファイルは配布終了でした。残念!
特別展「毒」は5/28までなので興味のある人はお早めに!
その後は大阪市立自然史博物館の本館へ。特別展のチケットがあれば無料です!
ナガスクジラのなんと大きな骨!
中では大阪の自然環境や、かつて生息していた生き物をはじめとした巨大な恐竜の化石、ゲームでわかりやすく自然のメカニズムを学ぶことができるコーナーなどがあります。特に天候や気温などを考えて動物を生存させるシミュレーションゲームは面白かったです!
さて、久しぶりに行った博物館はとても楽しかったです!また別のどこかにも行きたいですね!
最後に、今回の記事とは関係ないですが、近いうちに一つ、少し面白いことができればな、と思っています。
それでは~。